2025年5月
">釈尊は「スッタニパータ」の中で、人間の悩みや苦しみの原因は執著(しゅうじゃく、執着と同じ)であり、それを手放すよう何度も繰り返し説いています。 "> 世の中にある種々様々な苦しみは、執著を縁として生起する。 わがものとして執著したものを貪り求…
仏教は一般の人々の生活とはあまり縁のない、高尚な教えだと思われがちですが、これはまったくの誤解です。 原始仏典には、釈尊が世俗倫理について語ったくだりが幾つも出てきます。 最も有名なのは「長部経典」の「善生経(シンガーラ経とも)」です。 釈尊…
中外日報によると、曹洞宗の宗務総長らが先月、ソウルにある大韓仏教曹渓宗の教団本部を初めて公式訪問し、総務院長らと会談したそうです。 大韓仏教曹渓宗といってもほとんどの方はピンと来ないかもしれませんが、ニュースでたびたび登場しています。 今月1…
話が前後して申し訳ないのですが、半年間の僧堂安居を経た後の2024年11月、一人前の僧侶になるための次のステップである法戦式に臨みました(実際には、法戦式は僧堂安居の前に行うことも可能で、僧堂で一緒だった若い修行僧のほととんどは先に済ませていま…
釈尊の教えの実践的性格を示すものとして、「無記」が挙げられます。 釈尊は、ある種の形而上学的な問題や哲学的な問題に関しては、たとえ聞かれても解答しませんでした。 これについては、原始仏典の「中部経典」の「箭喩経 (せんゆきょう)」に出てくる毒…
全国に約2万3000人いる曹洞宗の僧侶の中で、私のように会社を定年退職後に仏教の勉強を一から始めて僧侶になった人間は、例外的な存在であると記しました。 確かに現在は少数派かもしれませんが、今後はどんどん増えるのではないか。 僧侶予備軍として、曹…
以前にこのブログで曹洞宗におけるジェンダーギャップと、釈尊と道元が女性差別を否定していたという話を取り上げましたが、この問題に関連して、キリスト教のカトリック教会と、スリランカと東南アジアの上座部仏教、そしてチベット仏教において、女性の聖…